2人の青年技術者、廣田精一と扇本真吉が開設した夜間の「電機学校」が、東京電機大学の始まりです。
廣田と扇本は、日本が将来”技術立国”になる夢を抱いて、科学者・技術者の育成に取り組みました。
TDUでは1924年12月から毎週土曜日、ラジオ実験放送を行っていました。NHKのラジオ実験放送開始は1925年3月、一般向けラジオ放送の開始は約2年後です。
1928年11月、”テレビの父”と言われる高柳健次郎氏が、日本で初めてのテレビジョン公開実験を行いました。
その栄誉ある場所に選ばれたのが、東京電機大学の実演教室!当時の日本でこのような実験ができる設備を備えていたのは、東京電機大学だけでした。