一人ひとりの生徒を導く学習指導
生徒一人ひとりの学力をしっかり把握し、伸ばせるところを最大限に伸ばす。
全員が希望する進路に進めるよう、きめ細かな指導を行っていきます。
授業ごとに理解度をチェックしながら進むことで、着実にステップアップ。このような学習サイクルによって、学習習慣が自然に身についていきます。
授業
まず基本となるのが授業。 授業をきちんと聞いて、内容をしっかり把握することが大切です。
宿題・課題
低学年次では、数学・英語を中心に宿題や課題がほぼ毎日与えられます。
家庭学習の習慣が身につきます。
小テスト
授業中や朝に行う小テストで、授業内容の定着度を確認します。
再試験・補習
テストに合格するまで再試験や補習を繰り返します。 学習内容を定着させて、次の単元に進みます。
4種類のテストで、生徒一人ひとりの状況を把握し、適切な指導につなげていきます。
小テスト
ホームルームの前に実施する朝テストや授業内の小テストは、おもに授業の理解度を確認する内容です。 基本的な事項を繰り返し出題することで、授業内容の定着を図ります。これらのテスト結果をみながら、担当教員が学習のアドバイスや指導を行います。
到達度確認テスト
学習到達度と学習目標の確認のため、中1~高2では年2回、高3では年1回の到達度確認テストを実施しています。試験結果を科目担当者が分析・共有して、一人ひとりの学習状況をしっかり把握し、授業運営や講習会の内容などに反映させます。
定期考査(年5回実施)
考査対象範囲より前に学習した事項も含めて出題することで、学習内容を長期記憶として定着させることができます。
考査の結果は成績分析シート(中学のみ)にまとめ、生徒それぞれの得意・不得意科目を詳細に把握。小さなつまずきにも、すぐ対応できます。
模擬試験[高校生]
全国模試(高1・高2)や大学入学共通テスト模試(高3)などの外部模試で、全国レベルでの学力を評価します。クラス担任はこれらの結果と各生徒の学習状況を分析し、学習指導や進路指導に役立てています。
また、科目担当者も情報を共有し、授業運営や講習会の内容などに生かしていきます。
放課後や長期休暇中に、学力に応じて受験対策講座を開講しています。
ふだんの授業よりも発展的・実践的な内容で、より上のステップを目指します。
ハイレベルな課題にチャレンジ
数学・英語では、生徒たちがより発展的な課題にチャレンジする放課後講習会を中1から実施しています。中3からは習熟度別クラス編成になりますが、基礎力充実クラスに在籍する生徒のうち希望者を対象に、応用力養成クラスが用いている教材を使った数学・英語の講習会を行っています。
発展的な問題演習に取り組む
授業では十分に取り扱えない発展的な問題演習に取り組み、大学受験に向けたワンランク上の実践力を身につけます。高1では数学・英語を中心に基礎力の充実と応用力の養成。高2では 大学入試レベルを意識した問題にチャレンジします。高3では、より実践的な受験対策講座を開講しています。
生徒それぞれの得意・不得意を各教科、分野別に把握するために、定期考査の結果を科目担当者が分析し、シートにまとめます。
・評価項目の例
試験の出題意図 / 到達目標 / 各設問ごとの平均点 / 目立ったミス / 今後の学習上の目標 / アドバイス など
生徒の学習状況について、保護者と情報を共有し、不安や疑問の早期解決をはかるため、担任および各科目担当者との面談の機会を設けています。科目担当者からは、指導の際に留意していること、到達目標とそこに至る方法、授業での様子をお伝えします。
クラス担任にも科目担当者にも相談しやすいのが、本校の良いところです。特に中学生のうちは、学習する中でほんのちょっとしたことがわからないだけで、質問もできないまま授業についていけなくなってしまうことがあります。それを防ぐためには教員がしっかり観察して、何につまずいているのかを把握し、「こうすればいいんだよ」とアドバイスしなければならない。
また、高校生にとって、自分の進路を選択することはとても大きなイベントです。担任・科目担当者・進路指導部が一体となって情報を共有し、しっかり相談にのり、面談をしながら、自分の適性や資質に気づいてもらう。だから、一人ひとりを希望の進路へしっかり導くことができるのです。