令和5年11月1日水曜日に東京・文京シビックホール「大ホール」にて「令和5年度 私学振興全国大会」が開催されました。
私立中学高等学校は建学の精神の下、常に社会の要請に応え、特色ある質の高い教育を展開し、我が国の公教育の発展に貢献しております。
子供たちそれぞれに相応しい学びを保障するために保護者の経済的負担のより一層の軽減、学校施設は子供たちの生命と安全を守るだけでなく災害時の避難場所としての重要な役割を果たすため耐震化および空調・換気設備などの整備、デジタル社会への転換に伴うICT環境の整備などのため、私立学校振興助成法の基本理念に基づき、令和5年度政府予算の編成における補助費の拡充をお願いする大会となります。
当日は全国から私立小・中・高等学校の教員およびPTAなどが大勢出席し、また来賓としては青山文部科学副大臣のほか、多数の国会議員の皆様にもご列席いただきました。本校からは、今福教頭先生をはじめ、3名の保護者が参加しました。
日本私立中学高等学校連合会の会長挨拶に始まり、要望事項の説明、保護者の願いなどが発表されました。
最後に以下の3項を政府に対する要望事項とすることを決議され、閉会となりました。
一、私立中学高等学校の教育全般の充実発展のため、経常費助成費等補助の大幅な拡充を図ること
一、私立中学高等学校の保護者の教育費負担を軽減し、公私間や都道府県間の格差を是正するため、国による就学支援金制度や授業料減免支援の大幅な拡充を図ること
一、私立中学高等学校のICT環境の整備、施設の耐震化、高機能化の早期実現のため、所要の補助の大幅な拡充を図ること