令和6年度 私学振興全国大会

2024.11.11

令和6年11月6日水曜日に東京・文京シビックホール「大ホール」にて「令和6年度 私学振興全国大会」が開催されました。
私立中学高等学校は建学の精神のもと、常に社会の要請に応え、特色ある質の高い教育を展開し、我が国の公教育の発展に貢献しています。子どもたち一人ひとりにふさわしい学びを保障するため、保護者の経済的負担のさらなる軽減をはじめ、子どもたちの資質・能力を育成するための教育基盤の整備、端末を含むICT環境の整備、大規模地震の発生が懸念される中での学校施設の耐震化や気温上昇による熱中症対策を目的とした施設の高機能化に努め、より安全・安心な教育環境の実現を図るため、私立学校振興助成法の基本理念に基づき、令和6年度政府予算の編成における補助費の拡充をお願いする大会となります。

当日は、全国から私立小・中・高等学校の教員およびPTAなど多数の方々が出席し、来賓としては岸田前内閣総理大臣や阿部文部科学大臣をはじめ、多数の国会議員の皆様にもご列席いただきました。本校からは今福教頭先生をはじめ、3名の保護者が参加しました。

日本私立中学高等学校連合会の会長挨拶に始まり、要望事項の説明、保護者の願いなどが発表されました。
最後に以下の3項を政府に対する要望事項とすることを決議され、閉会となりました。
一、私立中学高等学校の教育の充実発展のため、経常費助成費等補助の大幅な拡充を図ること
一、私立中学高等学校の保護者の教育費負担を軽減し、公私間や都道府県間の格差を是正するため、国による就学支援金制度等の大幅な拡充を図ること
一、私立中学高等学校のICT環境の整備、施設の耐震化、高機能化の実現のための補助の大幅な拡充を図ること