中学3年「模擬選挙」が行われました!

2015.11.26

中学3年生の社会の授業で「東京都選挙管理委員会」・「小金井市選挙管理委員会」との協同授業『模擬選挙』が行われました。



今回の授業では、テーマを設定し、候補者演説を聞いて投票行動をしようというものです。
『投票率アップに向け、選挙制度はどうあるべきか』
このテーマで、模擬投票を行いました。



この候補者は、投票率アップに向け、投票ごとのポイント制導入を訴えました。



この候補者は、地道な広報活動をし続けることをもとに、現行どおりの制度を主張しました。

このように、3人の演説を聞いたあと、生徒たちはグループ学習を行い
・義務制にして、罰則をもうける
・ポイント制にして、インセンティブをもうける
・地道な広報活動をして、現行どおりですすめる
という3つの意見のどれを支持するか、グループで話し合い、答えを出してもらいました。



そして、最後には個人の投票を行いました!
本物の記載台、本物の投票箱
すべて本物を使用しての、模擬投票です。



はじめて、記載台で記入する中学3年生



投票箱に、1票をいれる瞬間です。

最終的に、生徒たちに選ばれた候補者は・・・
『ポイント制にして、インセンティブをもうける』を主張した候補者でした。
(義務:22票・ポイント:22票・現行どおり:19票)

同点だった場合、くじびきで決めることをご存じでしたか?
今回、偶然にも同点でしたので、正式なやり方にのっとりくじびきでポイント制を訴えた候補者が選ばれました。

同じ票数でも、結果的にはポイント制が導入されることになった結末をとおして生徒たちには、「ちょっとの違いが大きな変化を生むこと」を認識してほしいと思いました。
すなわち・・・
あなたの持つ ちょっとの1票 が、実は大きな変化を生む 最初のきっかけ」なのです。
1票に責任を持てる、有権者になりましょう。