<はじめに>
地震発生から1年が経ちました。被災されたみなさまに謹んでお見舞い申し上げます。
今年に入って益城町を訪れた知り合いに尋ねたところ、まだがれきが残る場所もあるとのことで、生活に不安を感じられている方がまだ多くいるのではないかと考えると胸が詰まる思いです。一刻も早い復興を心より祈っております。
<ご報告>
昨年4月から高校有志生徒と中学生徒会を中心にして始まった募金活動ですが、第2回募金活動を1月24日~28日にかけておこないました。
4日間という短い期間ではありましたが、みなさまのご協力のおかげで合計 54,711円 が集まりました。
お寄せいただいたお金から郵送料などを差し引いて 52,120円 を折り鶴プロジェクトでつくった千羽鶴とともに、熊本県社会福祉協議会へ送らせて頂きました。募金活動ならびに折り鶴プロジェクトにご協力下さったみなさまへ心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
<活動を通して>
「1年経っても忘れていないよ」という気持ちを届けたいということで続けた「募金活動」と「折り鶴プロジェクト」ですが、「折り鶴を送るのはご迷惑じゃないか」「お金だけお渡しした方がいいのではないか」などの議論も生徒の中ではあり、送る際も「本当にこれでいいのかな」「喜んで下さるだろうか」と不安がっていました。
3月27日に熊本県へ向けてお送りさせて頂きましたが、その数日後、数枚のお写真とともにお返事を頂きました。
活動する前は「大丈夫かな、どうかな」という不安ばかりが頭を過って実行に移すまで時間がかかりましたが、一歩踏み出してみたことで分かったことがたくさんありました。
頂いたお手紙を読んで折り鶴を喜んで頂けたということが分かった瞬間、「よかった~」とその場にいた生徒会役員の面々が安堵していました。その時のホッとした表情を忘れることができません。折り鶴を手にしたときのようすを写真におさめて頂き、お便りまで下さった熊本県社会福祉協議会のみなさまには心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
生徒会一同、生徒会顧問一同