中学3年生の社会の授業に小金井市選挙管理委員会の皆さんをお招きして、「模擬選挙」をおこないました。
今回の授業は、
≪「投票率アップに向け、選挙制度はどうあるべきか」をテーマにした候補者演説ビデオを見て、「実際に投票するならどの人にするか」を考えて投票する≫
ことを目標としました。
<授業のようす>
投票率アップを目的とした対策として、
- 「ポイント制度を導入して関心を高める」
- 「義務化して罰則を設ける」
- 「広報活動を活発化して選挙の理念を訴える」
というそれぞれの主張をする候補者の演説を聞いた後、実際に使用されている投票箱や記載台をつかって投票をおこないました。
▲投票箱がカラであることをチェック
▲記載台で用紙に名前を書き投票箱へ
▲投票前におこなった選挙クイズは大盛り上がりでした
<生徒の感想(抜粋)>
- 最初に投票する人は投票箱がカラであることを確認するということを初めて知った
- 記載台のところに候補者の名前が書いてあることを初めて知った
- 投票用紙が折り曲げても開くような素材になっているということを初めて知った
- 選挙のしくみは意外と簡単だということが分かった
- 自分が政治に参加するという感覚の大切さを知った
- 自分の手で立候補者に票を入れることが印象に残った
- 「政治に無関心ではいられても無関係ではいられない」という言葉が印象的だった
<担当者より>
実際につかわれている投票箱や記載台を使ったことで、本番のような緊張感を味わえたようです。若者の政治参加が話題になり選挙権が18歳に引き下げられてから3年、自分たちの意識が社会を変えていく力になるということを感じてくれたのかなと思います。
ご協力くださった小金井市選挙管理委員会の皆さま、本当にありがとうございました。