第29回「『前田純孝賞』学生短歌コンクール」(主催:兵庫県新温泉町・新温泉町教育委員会・神戸新聞社)において、本校の中学2年男子生徒が「選者賞」、中学3年男子生徒が「新温泉町長賞」、中学3年女子生徒が「神戸新聞社賞」、ほか14名の生徒が佳作を受賞しました。また、学校としても「学校特別賞」をいただくことになりました。
この「『前田純孝賞』学生短歌コンクール」は、「東の啄木(石川啄木)、西の翠渓(前田純孝)」と短歌界で高く評価されている明治の歌人「前田純孝(号:翠渓)」について、次代を担う多くの若者に知ってもらうとともに、広く短歌に関心を持ってもらうことを目的に、1994年から開催されています。
29回目となる今回のコンクールには、5,428首(中高校生の部4,882首、大学生の部546首)の応募があり、佐佐木幸綱先生・佐佐木頼綱先生によって審査、選考が行われました。
受賞作品は以下のとおりです。
○選者賞
中学2年男子生徒
夏休み 入道雲が 登山客 おいこし進む 富士の頂上
○新温泉町長賞
中学3年男子生徒
幻の タウシュベツ橋 朽ちてなお 夏空を背に 凛と立ちけり
○神戸新聞社賞
中学3年女子生徒
太陽の 光を浴びる 白い船 空と海との 狭間を進む