異文化理解と
異文化コミュニケーションの手段としての英語力を身につける
社会の急速なグローバル化を背景に、身につけた英語で「何ができるようになったか」ということが問われています。本校の英語教育では4技能(聞く・話す・読む・書く)を意識した指導を行うことで、その能力をバランスよく伸ばしていきます。同時に、言語や文化への関心や理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢を身につけていきます。中学ではコミュニケーションの基礎となる4技能を、高校では情報や考えを的確に理解して、適切に伝えるコミュニケーション能力を、英語を通して学んでいきます。
学年別指導計画
中学1年
- 外国の文化や習慣に広く触れる。
- 英語の音に慣れる。
- ペアワークやゲームなどの活動を通して、やりとりができるようにする。
- 短い英文を用いて自分の身の回りのことを発表できるようにする。
- 問題集やワークブックを用いて、日本語と英語の構造の違いを理解する。
中学2年
- 外国の文化や習慣に広く触れる。
- 英文の暗唱やペアワークを行い、文化について英語で発表ができるようにする。
- 長文を数多く読み、英語を通してさまざまな話題に触れる。
- 問題集やワークブックを用いて、数多く問題にあたる。
中学3年
- 読み物を通して広く社会・環境・国際問題を考える。同時に、グループプレゼンテーションを行えるようにする。
- 英語でのやりとりを通じて、感情や出来事を表現できるようにする。
- 問題集やワークブックを用いて、数多く問題にあたる。
- 夏期休暇に希望者を対象として3日間の国内語学研修、もしくは約2週間の海外語学研修プログラムを行う。
- 英語検定準2級、または3級の取得を目指す。
高校1年
- 英文の構造を正確に捉えることができるようにする。
- 日常的な話題や社会的な話題に関して、簡単な英語で意見を伝えることができるようにする。
- 夏期休暇に希望者を対象として3日間の国内語学研修、もしくは約2週間の海外語学研修プログラムを行う。
- 英語検定準2級プラス(2025年度以降)、または準2級の取得を目指す。
高校2年
- 論理標識に着眼しながら、英文の論理構造を捉えることができるようにする。
- 日常的な話題や社会的な話題に関して、グループでプレゼンテーションを行い、意見や考察を述べることができるようにする。
- 身近な話題に関するディベートを行う。
- 夏期休暇に希望者を対象として3日間の国内語学研修、もしくは約2週間の海外語学研修プログラムを行う。
- 英語検定準2級、または2級の取得を目指す。
高校3年
- 学術的な文章を正確に読み、筆者の主張を理解できるようにする。
- 環境問題、国際問題(飢餓・格差・教育・経済・平和など)についての英文を読み、自分なりの意見を持つ。
- 英語を使って、簡単な議論やディベートができるようにする。
- 英語検定2級以上の取得を目指す。
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