ガネーシャの戒め
私の愛読書の一つに、2007年に発表された『夢をかなえるゾウ』(水野敬也作 文響社)があります。この本のタイトルにある「ゾウ」というのは、象の頭を持つインドの神ガネーシャのことです。
この作品の中でのガネーシャは、関西弁をしゃべるちょっと変わった神さまとして登場し、主人公に対して夢をかなえるためのさまざまな課題を与えます。そして、主人公はそれらの課題を一つひとつクリアしながら、少しずつ自分の夢に近づいていくという物語です。
このように『夢をかなえるゾウ』という本はたいへん興味を引かれる内容で、現在までに続編を含めた5冊が刊